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何の話してるんだっけ?
みうら なるほど、ひそひそ話をするとプライベート感が出るのか。達磨から派生したのが、黒ひげじゃないかって説もあるね。
いとう すごいところにきましたね。
みうら シルエットが似てる。あの樽が達磨のボディじゃない?
いとう ひげの形も似てる。今は黒い達磨もいっぱいいるからね。
みうら ピンクのもあったね。
いとう カラー達磨があるからね。あの中でそのうち樽っぽく塗るやつが出てくるよね。
みうら 樽達磨ね。
いとう それはもう黒ひげって呼ばれるよね。
みうら 「達磨危機一髪」みたいなのが出るね。
いとう それは失礼だよね。……この話、いつまでやってんの?
みうら わからない。何の話してるんだっけ?
いとう これでもう半冊分くらいしゃべったと思う。すでに。
みうら もういいよね。
いとう こんな調子で、ずーっと雑談してるのが、この本でしょ。
みうら だから、ものすごく字が多いよ。ゆっくり楽しめるよ。
いとう そうそう。だから、トイレに行って、2項目くらい読んで、また次の日に2項目読んで。
みうら まあ言えば、日めくりカレンダーみたいな状態で読んでもらうといいね。
いとう 全部を1日で読み通そうとするのはダメ。雑談なんだから。
みうら 目が悪くなるよ。
いとう 雑読(ざつどく)しなきゃだね。でも速読だとこの本はわからないと思うよ、話が飛んでるから。
みうら それが雑談藝だから。
いとう よろしくお願いしますよ。