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「山本容疑者は目上の人には従順だし、年下にも優しい人でした。障害のあるお兄さんがいることから、医療系の勉強をしていました。
ただ、一度キレてしまうと頭が真っ白になって、暴力を振るうこともしばしばあったんです。話が通じなくて、サイコパスっぽい感じっていうんですかね……。仲間内の些細な言い争いで、突然取っ組み合いの喧嘩に発展することが少なくありませんでした」
周囲の友人らは、山本容疑者が暴れるたびに仲裁にはいったという。
「周りは必死になって止めていましたよ。私も、彼が殴りかかるのをみて止めに入ったことは何度もあります。
キレる頻度は数カ月に1回くらい。『この野郎!』とか叫びながら手が出るタイプで、怒りもしばらくおさまらない。厄介でした。ただ非力ではあったので、男性なら1人でも押さえることはできた。普段は小心者だったので、人を殺すような奴だとは思えませんでしたが……」
マンションの一室で2人に何があったのか。真相の解明が待たれる。
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