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《ついに初公判》《被害女性に顔を寄せる容疑者写真》「ホンマ好きっすね」とイジられた56歳会社員は…大阪カラオケパブ刺殺

《ついに初公判》《被害女性に顔を寄せる容疑者写真》「ホンマ好きっすね」とイジられた56歳会社員は…大阪カラオケパブ刺殺

genre : ニュース, 社会

 文春オンラインが2021年6月17日に報じた、大阪のカラオケパブで稲田真優子さん(25)が刺殺された事件。今日、宮本浩志容疑者(57)の初公判が大阪地裁で始まった。

 公判の冒頭で「判決は死刑をお願いします」と異例の供述をした宮本容疑者。稲田さんの身に一体何が起きたのか。真相解明の一助になることを願い、当時の記事を再公開する(初出2021年6月18日、肩書き、年齢等は当時のまま)。

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 大阪・JR天満駅近くでカラオケパブ「ごまちゃん」を経営する稲田真優子さん(25)が6月14日に店の中で遺体で発見された事件。大阪府警は18日、同店の常連客で、兵庫県西宮市在住の会社員・宮本浩志容疑者(56)を殺人の疑いで逮捕した。

稲田さん(右端)が以前働いていた店へも通っていた宮本浩志容疑者(左端)

「事件が発覚してから、警察は関係者聴取と防犯カメラの映像の解析と現場検証を進めていました。稲田さんが亡くなったのは6月11日の21時から22時くらいとみられており、首の右側と左肺を貫通するほど深く刺され、死因は失血死。腕には抵抗した際に身を守ろうとしてできた防御創も残っていました。他にも全身10数カ所の切り傷があり、強い殺意を持っていたと思われます」(社会部記者)

常連客からは「やはり…」

 カラオケパブ「ごまちゃん」が入ったビルの防犯カメラには、11日の夕方に稲田さんが出勤する姿が映っていた。しかし、稲田さんがビルから出る姿は確認されていなかった。

「ごまちゃん」が入っていた雑居ビル Ⓒ文藝春秋

 遺体の第一発見者は稲田さんの知人。この知人は稲田さんと数日前から連絡がとれないことを心配して、14日の朝に店を訪れた。店は施錠されていたため、ビルの管理人と一緒にカギを開けて中に入ったところ、血まみれの稲田さんが倒れていたという。

 事件発覚から丸4日、宮本容疑者の逮捕に他の常連客からは「やはり……」という声が漏れている。