2人が考える先生の“嫌な経歴”とは
ちえ 学校を卒業した後、内科医や外科医などの美容整形と関わりない専門にずっといたのに急に美容クリニックで働いているとか。あまり脈絡なく院長になっていたりとか……。
ちか 埋没しかできないのに、いきなり院長になってるみたいな人もいるんです。技術はあるかもしれないけど、経験が浅いじゃないですか。経歴を見て、浅いなって思う人のところには行かないです。
ちえ 私はカウンセリングの時に「もともとはどちらで働いてたんですか?」って聞いて、形成外科出身の先生を選ぶようにしてます。勝手なイメージですけど、形成外科の経験がある人の方が縫合がきれいな気がして。
――施術ごとに医師を探されるんですか?
ちえ そうです。各自、症例をたくさん見て探しています。先生と顔の好みが違うと、やりたい施術を理解してもらえなかったり、ミリ単位の施術の変化でテイストが変わったりもしてしまうので。
ちか ちえがした施術が良かったりすると、同じ人に頼むこともあります。
ちえ 私が幅が広かった二重を自然にしたくて修正したときに、ちかが「私もやる」って同じ先生に修正してもらったよね。逆にちかの施術を見て、その先生は私には合わないなと感じることもある。
――これまでいろんな整形をしてきたお2人ですが、痛みに強かったりするのでしょうか。
ちえ 痛みの耐久性はあると思います。
ちか 色々やりすぎて、「これはこういう痛み」ってわかってるから心構えができる。痛みに強いというよりは、忍耐力があるんだと思います。ここは歯を食いしばれば耐えられる痛みだとか。
ちえ いきなり針をブスッと刺されたら痛いじゃないですか。でも、これから麻酔液が入ってくるって知っていれば我慢できる。手術台に上がる時は本当にドキドキして、オペ室のライトがパーッと灯ると「早く眠らせてください!」っていう感じだけど、起きた時は心が晴れてるよね。麻酔が残っているから気分はムチャクチャ悪いけど、新たな人生スタート、みたいな。
――歯医者くらいならもう全然怖くないですか?