「濡れ場はまだか」と期待されることに忸怩たる思い
「みな実は20年8月に、フリーになって以降6年在籍した事務所を辞め、有村架純(29)や戸田恵梨香(34)など人気女優が多数在籍する芸能プロダクション『フラーム』へ移籍しています。それ以降、彼女はバラエティ番組からのオファーを断って、女優業に専念してきました。ですが、その割に存在感を発揮できていません。主演映画もほとんど話題にならず、興行的にも今ひとつの結果に終わっています。
彼女が注目されるのは演技ではなく、いまだにファッションやメイクです。アナウンサー時代の “小悪魔”や“あざとい”といったイメージが抜け切っておらず、いつまでも女優としてイロモノ扱いされ、『濡れ場はまだか』などと期待される。そうしたことに対して、忸怩たる思いを抱えているようです」
目標のひとつは大河ドラマ出演
そんな田中が今、狙っているのが“恋愛ドラマの女王”の座なのだという。
「最近、みな実は “婚活女子”や恋愛に悩む“こじらせ女子”のオファーを積極的に受けるようにしています。そうした役を通して、『恋愛ドラマといえば田中みな実』、『婚活女子といえば田中みな実』というイメージを確立したいようです。最近出演した『吉祥寺ルーザーズ』では離婚調停中の元編集長を、その前の『僕の殺意が恋をした』(読売テレビ)では婚活中の漫画家のアシスタントを演じていました。
彼女の目標のひとつは、大河ドラマ出演だと聞いたことがあります。今、彼女は30~40代の女性というニッチな層から支持を集めていますが、大河を目指すなら老若男女問わず愛される女優にならなければならない。そのためにも、まずは“恋愛ドラマの女王”というキャラクターを得て、話題作にどんどん出演していくことが必要と考えているのではないでしょうか。
ちなみに、彼女は『憧れの女優は事務所の先輩でもある広末涼子さん』と話していました。いくつになっても美しくて透明感があり、等身大の女性を演じられるところに惹かれているそうです」