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可燃ゴミを掴んだ途端に血が吹き出て…「触るなーーっ」日本で一番有名なゴミ清掃員が語る、人間性を疑う“けしからんゴミ”

マシンガンズ滝沢秀一さんインタビュー#2

2022/10/20
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「ゴミがなくなったらゴミ屋は上がったりじゃないか」

――滝沢さんは今、環境省のサスティナビリティ広報大使でもあります。芸人を続けようと思ってはじめたゴミ清掃の仕事でキャリアが激変しました。

滝沢 あと、本もいっぱい出しました。これから環境に関する会社もやろうと思ってます。昔の日本人って、ひとつの道を極めてこそ立派な大人、みたいな価値観だったと思いますけど、今ってそういう時代でもないですよね。好きなことならなんでも、いくつでもやればいいと思ってます。

――お子さんは、滝沢さんの仕事をどんな風に認識しているのでしょう。

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滝沢 芸人と清掃員の二足のわらじでやってるのをずっと見てきてるから、「大きくなったらゴミ屋さんと何屋さんやろうかな~」と言ってて、大人は2つ仕事をするものだと思ってるみたいですね。

 

 僕自身はもう何屋でもいいと思ってて。環境の活動をしてると、「ゴミがなくなったらゴミ屋は上がったりじゃないか」みたいないじわる言う人がいるんですけど、そういうことじゃないですよね。ゴミがなくなったらリサイクル屋になってもいいし、ゴミがなくなることで儲かるシステムを構築して、賛同人を増やしていくほうがいいよね、って今いろいろ考えてます。

写真=平松市聖/文藝春秋

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