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弟・啓介さんが初めてメディアに公開したという、猪木さんの幼少期の写真

初めてメディアに公開したという、猪木さんの幼少期をとらえた写真。
くりくりとした目と、丸い顔からは、その後の面影はあまり感じられません。

猪木さんは11人きょうだいの六男だった

11人きょうだいの六男だったという猪木さん。早くに父親を亡くすと、その後、一家でブラジルへと渡り、コーヒー農園で働き、家族を支えていました。

啓介さんが見せてくれたのは、40年ほど前に、ブラジルを再び訪れた時の写真です。

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40年ほど前、ブラジルを再び訪れた時の写真

アントニオ猪木さんの弟・猪木啓介さん:
このころみんな若くてね。この間もアントニオもね。俺だってかっこいい時もあったんだよって、自分の闘っているビデオを見ながらね。言っていましたけど。

若かった頃の兄の思い出。

中でも、鮮明に記憶に残っているのは、ファンへの“深い愛情”でした。

アントニオ猪木さんの弟・猪木啓介さん:
ファンに対しての気配りといいますかね。みんなに好まれようと、そういう立ち位置でいつもいたんじゃないかな。だから本当に一緒にどこかに行っても、ファンの人たちがバーッと来ても、僕はなるべく兄貴の隣にはいないようにしてるんですよね。極力、ちょっと離れた所から見てるというか、兄貴もそれをちゃんとわきまえて、僕のことを何をするか見てるんですよね

 

晩年、闘病生活を公開した際にも「大体見せたくないでしょ、こんなザマを。普通は。でも、あるがままでいいじゃん。こういう状況が分かって、みんなに見てもらって弱い俺をしょうがないじゃん」と語っていたアントニオ猪木さん。

アントニオ猪木さんの弟・猪木啓介さん:
ファンに対して、反対に自分から近寄って、握手なんかしたりしてましたからね。だからファンのことはすごく大事にしていたし、色んな形で前向きに何事も考えて。今回だってまだまだ、寝ながら何かやりたい、そういうことを考えながら寝ていたんじゃないかと思いますけどね

いつもそばには家族の姿が…猪木さんを支えた“妻”の存在

 

79年の生涯で、4度結婚した猪木さん。最後に連れ添ったのは、2019年に亡くなった田鶴子さんでした。