文春オンライン

映画もカレーも…前社長が告白、北村一輝「事務所独立」の事情

note

〈約25年もの間お世話になりました株式会社フロム・ファーストプロダクションの皆さまには深い感謝の気持ちでいっぱいです〉

 9月22日、俳優の北村一輝(53)が、所属事務所を退所し、マネージャーの設立した新会社に所属することを発表した。

 

◆ ◆ ◆

ADVERTISEMENT

役者業に留まらず、19年に『大阪マドラスカレー』をオープン

「若い頃はVシネマなど低予算映画に出演、アクの強い演技で頭角を現しました。役のために前歯を抜くなど役者バカでもあった。硬軟演じ分ける実力派となった今は、主役を支える2番手のポジションで重宝される俳優です」(スポーツ紙記者)

 役者業に留まらない。

「北村が地元の大阪で通っていたカレー店からレシピを受け継ぎ、19年に赤坂に『大阪マドラスカレー』をオープン。21年には大手寿司チェーンの『スシロー』でコラボ商品としてカレーうどんを販売するなど積極的にビジネス展開しています。同年に下北沢、吉祥寺と続けて支店を出しますが、コロナ禍ということもあり、吉祥寺店は半年後に閉店しています」(同前)

北村とカレー店(大阪マドラスカレー公式インスタより)

独立のきっかけはマネージャーと社長の娘とのトラブル?

 プライベートでは1993年に結婚し、翌年長男が誕生するが、2012年に離婚。19年に年下女性と再婚している。

 仕事も家庭も安定している中での“独立”となった。

「北村さんは実力もそうですが、裏方にも気さくに声をかけるなど、人たらし的なところもあるので、仕事のほうは今後も心配ないでしょう。フロム・ファーストは老舗事務所ですが、北村さんは稼ぎ頭の1人なので痛手ですね」(芸能関係者)

 そのためか、独立についてはこんな話も飛び出した。

「長年北村さんを担当したマネージャーの西尾真里さんと、フロム・ファーストの小口文子社長の後継者と目される娘さんとの関係が悪く、マネージャーが出て行ったと聞きます。また、北村さんは韓国映画『犯罪都市』のリメイク作に主演が決まり、11月から撮影が始まるのですが、それをマネージャーが事務所に報告せず、退社にあたって揉めたそうです」(民放社員)