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「また死について悩んでる人の役に立ちたいな」

 恐ろしいのは、小野容疑者のツイッターでは他の被害者の存在も示唆するツイートも散見されることだ。現行犯逮捕された8日には冒頭のツイートのほか、

「僕なんかを信じてくれて手伝わせてくれた人たちには感謝してる ひとり増えて3人になった」

小野容疑者のツイート

「3人目かぁ・・・・」

小野容疑者のツイート

「また死について悩んでる人の役に立ちたいな」

小野容疑者のツイート

 といった凶行をうかがわせるような言葉が並ぶ。社会部記者が続ける。

「50代の男と20代の女性ということで当初接点が見えませんでしたが、こうしたツイートから瀬川さんが小野容疑者とSNS上で知り合い、小野容疑者に殺害を“依頼”した可能性もあります。最悪なケースとして嫌でも頭に浮かぶのは、2017年に神奈川県座間市のアパートで男女9人の切断遺体が発見されたような“大量嘱託殺人”事件でしょう。白石隆浩死刑囚も自殺希望者をSNSで募っていた点も似通っており、今後第2、第3の被害者が現れる可能性もないとは言い切れません」

白石隆浩死刑囚

「人殺し」と自らプロフィールに書き込み、「元二等陸曹」「元傭兵」と名乗っていた小野容疑者。頻繁に音楽ライブに足を運ぶほか、ガスガンや鋭利なナイフを集めていた様子など事件の萌芽を窺わせる書き込みも散見される。

小野容疑者のツイッタープロフィール

かつては愛車のマフラーを爆音で響かせていたが最近は激ヤセ

 近隣住民に話を聞くと、小野容疑者がこうした事件に関わっていることに驚きを隠せないと口を揃える一方、最近ではある変化が見られたのだという。

小野容疑者

「昔は道であえば軽く会釈して挨拶しましたし、車の前の歩道を雪かきする姿も見ることがありました。愛車のスバル・インプレッサのマフラーを爆音で響かせ、家から外出する様子もありましたね。本人は夜勤の仕事をしていると話していました。ただコロナになってからのここ3年は姿を見ることがめっきり減り、数か月前にたまたま家の前で見た時には、激ヤセしていてびっくりした記憶があります。何か大きな生活上の変化でもあったのかなあと……。いつもキャップを被っていて、パーカーなどのラフな服にサングラスをあわせて歩いていたのを覚えています。あとは迷彩柄の服を着ていることもありましたね」(近隣住民)

 一方、こうした小野容疑者の怪しい人物像とは一見接点のなさそうな瀬川さんは風光明媚な小樽市で生まれ育ち、地元の小・中・高校を卒業。地元では仲の良い家族として知られていたようだ。近隣住民が話す。