逮捕前にはツイッターで、「やっぱ自分は頭の中のネジが飛んでるサイコパスなんだろな。ってか、何を今さら(笑)傭兵時代含めて何人殺めたよ?」と大量殺人を“告白”していた小野容疑者。事件への直接的な関与を示す内容だけではなく、最近になり父を脳梗塞で失ったほか、妻と離婚するなどして「僕には何にもないし誰もいない」と孤独に苛まれた気持ちを投稿するなどしていた。また、自身について「社会復帰しない方が正解かも」と嘆く内容の書き込みも多くみられた。今年8月には「約束残っている人たちの処理が済んだら自分の処理もしなきゃね」などと自身の自殺をほのめかしていた。
だが、前出の知人女性Aさんは、「小野さんは自殺願望を持つ一方で、他人の自殺を“手助け”することによって生きる希望を見出してもいたと思う。自分にしかできない屈折した“人助け”への思いから犯行を重ねていたのではないか」と推測する。
「時期は夏は死体が腐乱し、冬は地面が凍って固くなるから、秋が良い」
「自分も自殺を手伝ってもらいたくて、小野さんに連絡をとり、“手順”について詳しくうかがいました。小野さんは元傭兵だからか、『人をわりと平気で殺せる人なんかなかなかいないですよ』『ただ役に立ちたいだけ』と話していましたね。『小柄でスリムな人なら楽ですね(笑)』とも言っていました。
荷物はなるべくもってこない状態で来るように伝えられました。合流してからは位置情報をオフ、ツイッターアカウントも消してもらうと言っていました。住居の解約や荷物の処理もしてもらったうえで、行方不明届が出ない状況を整えてから、移動費と薬品代分のわずか5万円で請け負うと話していました。時期としては、夏は死体が腐敗し冬は地面が凍って固くなるため、秋が良いと話していました。こうした方法で3年前にも精神疾患を持つ女性2人の自殺を手伝ったそうです」