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退社交渉のストレスで帯状疱疹を発症

 メンバー間で徐々に生まれていった溝。平野は藤島ジュリー景子社長と、退社に向けた交渉を始めていたが、なかなか話は進まなかった。

 通常の仕事に加え、退社に向けた交渉という、激しいストレスに晒されてきた平野。元々アレルギー体質だったこともあり、彼は今年の夏、帯状疱疹を発症してしまったのだ。そして密かに、通院を余儀なくされていた――。

 脱退発表の翌日の11月5日、平野は都内で『クロサギ』の撮影を行っていた。茶色いハーフコートに身を包み、ビルに駆け込むシーンに真剣な表情で挑んでいた。カットがかかり、他の演者とスタッフが話し始める。すると平野は一歩引いた所に立ち、ぼうっと視線を下に落として佇んだ。

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ドラマ「クロサギ」のロケ中の平野

「共演の黒島結菜さんと抱き合うシーンを10テイク以上、角度を変えて何度も撮っていました。体力的にも、精神的にもきつかったのか、少し時間が空くと、すぐに奥に引っ込んでいました」(番組スタッフ)

 脱退発表からキンプリはテレビの生放送には出演していない。あと半年、彼らの姿を“生”で見ることはできるのか。

 11月16日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および11月17日(木)発売の「週刊文春」では、ジャニーズ事務所に激震をもたらした滝沢秀明副社長の退社とキンプリ3人の脱退についての第2弾記事を掲載。キンプリ退社交渉で登場した人物、メンバーと永瀬廉の仲を裂いた“社長メシ”、元キンプリ岩橋“後見人”直撃、そして藤島ジュリー景子社長の正体に迫り、特集、グラビアあわせて9ページで詳報する。

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