『#中日大丈夫? 京田まで……』

 これはスポーツ報知の見出しである。横には「衝撃トレンド!!電撃トレード!!」の文字(11月19日)。

 このところプロ野球のトレードが話題だ。先週18日、中日とDeNAは京田陽太内野手(28)と砂田毅樹投手(27)の1対1のトレードが成立したと発表。中日はその3日前には阿部寿樹内野手(32)と楽天・涌井秀章投手(36)とのトレードを発表していた。主力の野手を次々にトレードしたことからSNS上で「中日大丈夫」がトレンドになったのである。

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京田陽太選手 ©時事通信社

 スポーツ報知の中日担当・長尾隆広記者は《ファンだけでなく記者ですら「大丈夫なのか?」と戸惑っているのが、正直なところだ。》と書いている。

 その長尾記者は偶然にもトレードを通告される直前の京田と話していた。京田はすでに自分のトレードを悟っていたらしく「もう、前しか見ていない。来年絶対に活躍します。岡林の最多安打を阻止してやる」と言い切ったという。担当記者ならではの「スクープ」である。あらためて京田には注目ではないか。

立浪監督の狙いとは?

 中日・立浪和義監督の狙いをわかりやすく書いたのはスポニチ。

『星野流 血の入れ替え』(11月19日)

 星野とは星野仙一氏のこと。立浪監督がルーキー時の監督が星野氏だった。