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40.1%という高視聴率を上げた榊原の“代表作”

 だがなんといっても榊原の代表作は「結婚」だと言うのはベテラン芸能記者。

「ドラマで共演した渡辺徹(59)と87年に結婚。当時は前年の森進一&森昌子、同年の郷ひろみ&二谷友里恵など、結婚披露宴中継がテレビの超大型コンテンツだった時代。2人の披露宴も40.1%という高視聴率を上げた」

1987年3月、渡辺徹との婚約会見 ©共同通信社

 結婚後は、肥満に悩む渡辺の体重コントロールに腐心する妻として、家庭的イメージも加えた榊原。フジテレビの「ものまね王座決定戦」では13年間司会を務め、赤ブレザー姿の榊原が同番組の象徴となるなどバラエティでも達者なところを見せた。

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「夫婦喧嘩を報じられても郁恵がすぐネタにしてしまうからスキャンダルにならない。心配のタネは伸び悩む長男の俳優・渡辺裕太(31)くらい。だが還暦を超え、新たなタレントイメージが必要なのも事実。『ゼンカイジャー』の祖母役は事務所の後輩、駒木根のバーター的起用でもあるが、事務所は榊原に故・京塚昌子のような“肝っ玉母さん”的イメージをつけることも狙っているはず」(同前)

“永遠の子供”のままではいられない。