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「兄弟ふたりの性癖は家庭環境の影響が大きい」パリ人肉事件・佐川一政の実弟が明かした“二の腕への性欲を伴う嗜虐願望”とは《有刺鉄線や蝋燭で柔らかい肌を…》

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『カニバの弟』より #3

2022/12/29

genre : ニュース, 社会

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SMプレイ用ではなく、仏壇用の蝋燭で……

 高校生のとき、仏壇用の短い蝋燭を二の腕の上に置いて火が消えるまで我慢していたことは前述した。熱さ責めはその後もずっと続けており、飽きることはない。最近では長さ15センチぐらいの仏壇用蝋燭を3本以上束ねて火を点けて、二の腕の内側を炙る。蝋燭の芯が皮膚に接触しない距離を保ちながら炙るのだ。蝋燭の火が二の腕の表面を舐めるが、そんなには熱くない。

 子供の頃、誰しも試したことがあると思うが、火が皮膚を舐める際にわずかに風が起こるため、直接皮膚に当たらないのだ。蝋燭を動かす速さにもよるが、動きを止めれば当然、火が皮膚を焦がす。その微妙な速さの加減が問題だ。最近はゆっくり動かすようにしているので、かなりの熱さを味わうことができる。

 次は蝋を垂らす作業に移る。SMプレイ用の蝋燭というのがあるのだが、それは温度が50度ほどとかなり低い。熱いお風呂とあまり変わらない温度である。その事実を知ってから、ビデオで女性が蝋責めに合うシーンがつまらなくなった。熱くもないのにさも熱そうに振る舞うと興醒めしてしまうのだ。ところでその点、仏壇用の蝋燭は60度以上あるので、充分その熱さを楽しむことができる。

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©東京キララ社

 それでも初めてのときは、仏壇用の蝋の熱さに思わず声を上げそうになってしまった。皮膚の弱い人だと軽い火傷ができる場合もあると聞く。僕は皮膚が丈夫になってしまっているので、火傷は負わない。ひたすら蝋を垂らす。

 しかし、続けていると肌の表面の蝋が厚ぼったくなって蝋の温度が伝わらなくなってしまう。そのときは一旦、蝋燭の火を消しておいて、分厚く溜まった蝋を手で剥がす。そして再び蝋燭に火を点けて、改めて蝋を垂らす。火で炙る、蝋を垂らすという作業を繰り返すうちに、何とも言えない心境になってくる。当然下半身も燃えてくる。

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