“あざとい動画”をたくさんアップしているけれど、実際は……
――特にTikTokが大人気ですが、意識しているキャラ設定はありますか?
絢乃 ギャップを大事にしようって話してます。たとえば、保育士だけど「あざとい」とか。保育士のエプロンつけたりするけど、農家でスコップ持ってとか。
――確かに、こうやってお話していると、TikTokの印象とちょっと違うような……。
絢乃 はい、よく直接ファンの方に会ったら、びっくりされます。
――「あざとい」というワードはどこから出てきたのでしょうか?
絢乃 一番初めにキャラクターとか考えてくれた人が、私は顔とか雰囲気があざといから、そのイメージでいこうって。
――「あざとい」と言われて、いかがでした?
絢乃 えっと、ちょっと笑っちゃいました。私が? どこが? って。自分では、自分の性格はちょっとアホっていうか……(笑)、ヌケてると思ってて。いつも園長先生にサポートしてもらってないと、え? あれ、どうだったかな、忘れちゃったな……ってなってるんですよ。
――そうだったのですね。TikTokでは、ご自分の胸に触れる動画もいくつかありますけど、それも「あざとさ」を演出しようとして、でしょうか?
絢乃 あぁ、ありますね! あれも私の考える「あざとい」をやってみました(笑)。胸を髪で隠してるとか、胸の大きさが本物? 偽物? とか、TikTokにいくつかありますね。
――胸の大きさを気にする男は甘えん坊とかも仰っていましたよね?
絢乃 そうそう。音源も外国の動画から探したり、面白いコメントをみんなで見つけたりしてます。
――他にも、「保育士さんあるある」のような動画がありますが、保育士さんからの反響はありますか?
絢乃 実習生の方とか、働いてる方から、たくさんいただきますね。実習生の方は、すごく楽しんで見てますって言ってくださって。現場で働いている人は、トイレに行く暇がないとか、共感してくれたり。実際、トイレに行くタイミングがなくて、膀胱炎に何回かなったことあります。あと、この前、自分の保育園でもTikTokやりたいから、保育園に教えに来てほしいですっていうメールもありましたね。
――保育士をしながらモデルやテレビ出演もされています。今後の目標などありますか?
絢乃 お仕事では、子どもと保育園で撮影とかは憧れます。今、園長先生と話してるところですね。前に、違う保育園に子どもたちと行って、みんなで一緒に遊んでいる場面を撮影したのが楽しくて。またやりたいなって。あとは、TikTokのフォロワー数は100万人超えたいです。今、TwitterとかSNSの全部のフォロワー数を足すと100万人くらいですけど、まずはTikTokだけで100万人超えたいなって。