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40人いる“チーム絢乃”。プロの広報さんはいますか?

――1投稿目から一気にフォロワーが増えると、世界が変わりましたか?

絢乃 田舎だとうわさが早いから、「見たよ」って人もいたけど、都会ではとくになくて。10万人超えたあたりから、天神とかでも声を掛けてもらうようになって、びっくりしましたね。みんなTikTokのこと知ってて、「いいね」してくれます。

――そもそも絢乃さんは、元々SNSの使い方に慣れていたのでしょうか?

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絢乃 全然全然……! 私は、はなからSNSとか疎いんですよ。はじめは文字も入れないで、エプロン姿でちょっと踊るだけとか、ただ私服で撮るくらいで。投稿しても、後から消したことも結構あったし。あと、フォロワーが10万人になるまでは、一人でやってたんです。10万を超えてから、みんなにやり方を教えてもらったり、サポートしてもらうようになりましたね。伸び悩んだのが20万くらいかな。そこからさらに、みんなで案を出し合ったり、相談しながらやるようになりました。

 

――今は、何人くらいでやっているのでしょうか?

絢乃 40人くらいいますね。「チーム絢乃」みたいな感じで、保育園の先生たちと園長先生と保護者さんたち。あと、近所の小学生もたまに教えてくれますけど、あっ、お子さんも数にいれていいのでしょうか?

――プロの集まりというより、地元のお仲間たちとやっているのですね?

絢乃 完全に素人です! みんな、SNS2年生で、全員SNS初心者です。あと、保護者さんも、元々地元の友達なんですよ。保育園では、パパさんは知らないこともあるんですけど、ママさんたちは元々友達だったし、私の素の性格を知ってくれていて、すごく協力してくれますね。

――SNS2年生とはいえ、動画のクオリティも高いですよね。

絢乃 みんなアイデアがすごいです! 曲とか振り付けとか、みんなでインターネットを検索して、一緒に考えてくれて。私は教えてもらった振り付けを踊る感じ。自分一人でやってたときは、そんなに踊ってなかったですね。

 

――チームの協力体制も心強そうですね。

絢乃 ありがたいですね。あとは、前に担当してくれた事務所のマネージャーさんが、SNSのやり方とか教えてくれて、それをみんなで共有したりとか。今は、コロナ禍で集まりにくいんですけど、集まれるときは保育園の休憩中にみんなで話し合って、次はこうしようとか決めてますね。