「会員の男性から、エジプト型の足の女性とデートをしたいとのリクエストを頂戴し、アンケートを取らせていただくことになりました。足の形の詳細は、下記にリンクを貼っておきますので、お手数ですがご確認のうえ、該当する方でデート可能な方は、タイトルをこのままでご返信ください」といった塩梅である。
サファイア倶楽部創業20年の歴史の中で、このようなアンケートを取ったのは、これが初めてであった。
それにしても、特定の足の形にこだわるなんて、シンデレラを探す王子様か? なんて悪態をつきつつ、私たちは20名の女性全員にメールを送信した。
見つかった女性は…
1週間経って、誰からも返事が来なかったので、再び山口氏から気になる女性のリストを提出していただく。2、3回繰り返し、1ヶ月が経過しようとする頃、ようやくひとりの女性が名乗りを上げてくれた。
32歳、事務の仕事をしている女性で、今回が初めてのお誘いである。登録して4年が経過している。山口氏の特殊な性癖がなければ、この先一生お誘いはなかったかもしれない、と思うと、女性にとってはありがたい存在なのかもしれない。
サファイア倶楽部は、毎月100人以上の新規女性が登録に来るので、どうしても一度もお誘いがないまま、どんどん埋もれていってしまう女性が量産されてしまうのだ。
倶楽部としては、せっかく登録していただいたのだから、お誘いがあってほしいのである。倶楽部から何も連絡がないよりは、たとえアンケートでも、反響があるのだ、と思ってもらえる方が嬉しい。
その後、山口氏は半年に1度くらいのペースで倶楽部を利用している。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。