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「日高屋はフルメイクで行くところ」「ストロング系の水割りはコスパがいい」毎月7000円の小遣いでやりくりする“彼女の飲酒道”

こづかい万歳の妻インタビュー #2

こづかい万歳の妻 はい。サイゼリヤは、トッピング用のチーズ(ペコリーノ・ロマーノ)がポイントです。そのままスプーンですくって食べてもいいですが、なんといってもアレンジが効くんですよ。爽やかにんじんサラダにチーズをかけると、すごくお酒に合うつまみに変身します。

サイゼリヤ飲みのお供は谷口ジロー先生の『冬の動物園』(画像:こづかい万歳の妻さんTwitterより)

 さらに「柔らか青豆の温サラダ」など小皿をもうひとつ注文してもいいですが、ここで炭水化物を頼むのは控えておきます。シメの日高屋でラーメンを食べたいですから。

――最後は日高屋なんですね。

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こづかい万歳の妻 ハシゴ飲みできる機会は貴重なので、事前にしっかりイメトレをしておきます。

 私たち一家は埼玉に住んでいるんですが、日高屋って本社が埼玉にあるんですよ。だから県内は、普通の日高屋の店舗だけでなく、「焼鳥日高」とか「来来軒」など系列のお店も充実しています。

 それに一口に「日高屋」といっても、お店の広さや店員さんの雰囲気、トイレのキレイさなどは、それぞれのお店で違いますから、その日の気分に合わせて日高屋を選んでいます。日高屋だけでハシゴすることだってできますよ。ルートは無限にあります。……あっ、お酒また頼んでもいいですか? レモンサワーでお願いします。

「飲みすぎない」と「飲む楽しさ」のギリギリを探る

――『こづかい万歳』読者のあいだで、ストロングの水割りも「斬新すぎる」と話題になりました。

こづかい万歳の妻 あくまでコスパを考えた結果なので、とても飲めたものじゃないという人もいると思います(笑)。私、お酒に関しては博愛主義なんです。おいしいお酒はもちろんおいしいけど、ほかの人にとっては微妙なお酒だって私にとっては悪くない。

斬新すぎるストロングの水割り(画像:こづかい万歳の妻さんTwitterより)

 家計のことを考えて焼酎を割って飲むことが多いですが、ビールもワインも日本酒もなんでも好きです。スーパーに398円くらいのワインがあるじゃないですか。あれもオレンジジュースで割ってよく飲みますよ。

 アルコール4~5%くらいでレモンっぽい風味があって炭酸っぽかったらもう満足なんですよ。喫茶店で出てくる、輪切りのレモンが入ったお水って馴染みますよね。あれに程よくアルコールが入っていたらうれしいですよね。だから、ストロングの水割りです。