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「日高屋はフルメイクで行くところ」「ストロング系の水割りはコスパがいい」毎月7000円の小遣いでやりくりする“彼女の飲酒道”

こづかい万歳の妻インタビュー #2

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こづかい万歳の妻 じゃあ、レモンサワーもう1杯お願いします! 今はほとんどチェーン店ですね。働いていた頃はオシャレな創作料理のお店なんかにも行っていたんですが、今は子どもが早寝したときなどにパッと行ってパッと飲む形になるので、自然と気軽なチェーン店を選ぶようになりました。

 その中でも日高屋が好きなのは、単純に家から近いんですよ。上の子がまだ1、2歳の頃だったかな。夫に子どもを1、2時間だけ任せて日高屋に行く“ご褒美タイム”のうれしさが今も染み付いていて、もはや日高屋には実家のような安心感を覚えます。「子育ての合間のちょっとした時間に飲みたい」、その思いが日高屋というグルーヴを生みました。日高屋で飲むのは特別な時間だから、私、わざわざフルメイクして行くんですよ(笑)。

『こづかい万歳』第1巻4話で描かれた「日高屋前のメイク」は本当だった! ©吉本浩二/講談社

 育児モードからの、ちょっとした気持ちの切り替えって言うんですかね。アイプチまでしちゃいます。(2杯目のレモンサワーを飲んで)ハァ~、良い感じ。

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日高屋だけでハシゴできる

――ほかに好きなチェーン店と、そこでの飲み方を教えてください。

こづかい万歳の妻 チェーン店でサクッとが外飲みの基本ですが、たまに夫が子供を見てくれる日があるんです。そういう日は1軒では終われません。

「餃子の王将」はたまに行きますが、通常サイズより小さくて値段も安い“ジャストサイズ”のメニューが大好きです。中華風キムチ冷奴と、あとはジャストサイズの3個餃子。飲み物は、まずは生中、次に紹興酒。そこにジャストサイズの揚げそばでフィニッシュですかね。王将を堪能したら、次はサイゼリヤです。

――チェーン店をハシゴする想定なんですね。