「本当に殺されちゃうよ。急に拉致られて殺されるよ。」
髙島「I社って知らないか? お前は。本当のヤクザだって言ったじゃん」
香織「誰が?」
髙島「Xがだよ」
香織「なんでそんなXさんが私を殺すの? 意味が分かんないんだけど」
髙島「お前は俺を苦しめるからだろう」
香織「苦しめるからって殺していいの? ダメに決まってるよ」
髙島「いいんだよ。お前は本当になめすぎだよ。お前はやりすぎたよ」
香織「だからって殺すとか言っていいの? それ脅迫になるよ」
髙島「本当に殺されちゃうよ。急に拉致られて殺されるよ。本当にお前は俺にひどいこと言いすぎたし、ひどいことしすぎた」
「髙島は一代で会社を築き上げました。修羅場もくぐってきているだろうし、ヤクザとの関わりがあるというのも疑うことなく信じてしまいました。仲の良い友人にも、私が急にいなくなったら髙島に殺されたと思ってほしいと相談していたくらい、当時は毎日毎日怖くて仕方ありませんでした」
壮絶な暴行から2度の自殺未遂を起こす
髙島氏からの日常的な脅迫や暴力暴言で精神的に追い詰められていった香織さん。ついに2021年11月10日、11日に2度の自殺未遂を起してしまう。その主たる原因が髙島氏から発せられていた反社会勢力の存在だという。
「ヤクザから狙われているという言葉で本当に怖くなってしまい、『警察は俺の味方だから』とも言われていて、誰にも言えずに逃げ場がなくて追い詰められてしまったんです。その時は精神状態が普通じゃなくて……。
1度目は大量の睡眠薬と精神安定剤を飲んで、クローゼットで犬のリードをくくりつけて首を吊りました。その最中に髙島に止められました。2度目はその翌日、15階のベランダから飛び降りようと身を投げたのですが、髙島の秘書から腕を掴まれ落ちることはありませんでした」
自殺未遂を起こした香織さんは入院することになり、髙島氏とは交際関係を解消することになった。退院後、髙島氏は「合意書」のサインを求めてきたという。
「第三者に今回の件について口外しない、といった内容でした。その時はまだ精神状態も安定していなかったですが、流れで合意書のサインをし、交際手切れ金として900万円を受け取りました。髙島からの謝罪の言葉はありません。受け取ったお金には手をつけていませんので、求めてくるのであればお金も返したいと思っています。
ただ、今でも髙島の『ヤクザに頼んで殺す』という言葉に怯えています。お金なんていらないので、彼が法的に罰せられることを心から願っています」
髙島氏本人に事実確認をすべく電話をしたが、本人が出ることはなかった。その後秘書が折り返してきたが「何も回答できない」というばかり。会社の代表メールに、事の次第について文書で質問を送ったところ、「当件は髙島個人に関わる件であり、弊社からのコメントは差し控えさせていただきます」と返答があった。
香織さんはいまだに髙島氏から暴力を受けた日々を思い出し、眠れぬ日々を送っているという。
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