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【4区】創価大・嶋津選手の箱根ラストランに感動

西本 今回、僕が一番楽しみにしていたのが創価大・嶋津雄大選手の箱根ラストランです。

ポール 暗い場所で見えづらくなる網膜色素変性症のハンデを抱えながら、毎回力走を見せてくれました。

西本 本人もだんだん視野が狭まっていると感じているようで、直前にはその影響で足をひねるというアクシデントもありました。そんな嶋津選手にとっては、ビル影の多い大手町や、暗い箱根山中に比べて、日差しが正面から差し込む4区は走りやすい区間だったのではないでしょうか。以前インタビューをしたこともあるのですが、これが最後の箱根路だと思うと感慨深いものがありました。

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4区を走った創価大の嶋津 ©️EKIDEN NEWS

ポール 嶋津選手は卒業後はGMOに加入が決まっていますし、来年はニューイヤー駅伝を走る姿を見られるかもしれませんね。

西本 本人は「オリンピックも全力で目指しますが、目の状態によってはパラリンピックもある」と語っていますが、史上最強のパラリンピックランナーになる可能性もある。これからの活躍も楽しみです。