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18歳でヌード、私生活では“恋多き女”…池上季実子63歳の“魔性の魅力”

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 1月3日放送の「マツコの知らない世界 新春SP」(TBS系)に池上季実子(63)が出演。芸妓を演じた1983年の映画「陽暉楼」で浅野温子とトイレでびしょ濡れになって乱闘するシーンについて「(浅野が)本気で引っ張るんですよ、髪の毛」と裏話を明かした。

「池上も思い切り浅野の頬を叩き『手の跡が付いた』と言うほどの迫真の演技で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝いた」(映画記者)

 ニューヨーク生まれで父は商社マン、母は人間国宝の八代目坂東三津五郎の娘。両親の離婚を機に京都から上京。中2の時、従兄の十代目坂東三津五郎のドラマ撮影の見学時にスカウトされ、74年にNHKのドラマでデビューする。

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最近は“断捨離”を進め、車も売却したという ©文藝春秋

「同年、ドラマ『愛と誠』のヒロインの座を射止め、厳格な父親に反対されるも『生まれて初めて父に抵抗して』出演。池上を溺愛していた祖父の三津五郎が撮影中にフグ中毒で急逝する悲しみを乗り越え、ブレイクしていった」(放送記者)

 18歳で出演した大林宣彦監督の映画「HOUSE」では「イメージを変えたくて」とヌードを披露。

「良家のお嬢様ながら憂いを帯びた魔性の魅力があり、80年の写真集ではほぼ裸のような水着姿が話題に。『陽暉楼』の公開に合わせた浅野との写真集では着物を大胆にはだけたセミヌードを見せた」(出版関係者)

 女優としては高倉健主演の映画「冬の華」やNHK大河「おんな太閤記」、ドラマ「男女7人夏物語」など話題作に出演。80年代を代表する人気女優となる。