あやまん 私自身はそんなに変化はないんですけど、年々、とにかく世の中がエロに対して厳しくなってきてますよね。先日はYouTubeから「あやまんJAPANチャンネルで得たすべての収益を無効にする」と連絡が来たんです。
今後の活動の方向性は
――あやまんJAPANの動画が性的なコンテンツとみなされてYouTubeで収益化ができなくなったということですか。
あやまん そうです。もともとそんなに収益を上げていたわけでもないですけど、「全部ストップします」と言われてしまって、やっぱり考えてしまいますよね。ちょうど自分にも子どもができたし、子育て中のメンバーもたくさんいる中で、チャンネルの見直しを考える時期なのかなと。
だからゆくゆくは、子ども向けチャンネルをやろうかと話したりしてるんです。
――飲み会という“試合”で連勝してきたあやまんJAPANの新たなフィールドですね。
あやまん 今までは宴会場などで男性を盛り上げることが多かったですけど、今後は保育園に子どもを預けてるお母さんたちを、女性たちを盛り上げるのはどうだろうって思って。
みんな仕事や家庭に疲れてたり、セックスレスみたいな性の悩みもあるだろうから、子育て中の女性に寄り添うグループになってもいいのかなって気がしてます。
――妊娠中や産後の悩みは助産師さんに相談する方も多いですけど、あやまんJAPANなら新機軸の解決方法を提示してくれそうです。
あやまん 先日プレママ学級に行った時、助産師さんから母乳が出やすくなるマッサージを教わったんです。それが(身振り手振りで表現しながら)「腕のマッサージをした後に下から乳を持って上下運動させましょう」というもので。
――その動き、既視感があります。
あやまん そうなんです。助産師さんのおっぱいマッサージは、『ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー』の歌詞の一部分、「右マッチョ、左マッチョ、両手を合わせておっぱいわっしょい」の動きとまったく一緒でした。だから、「ぽいぽい」に乗せておっぱいマッサージの動画を上げたら妊婦さんにもすごくいいんじゃないかと思って。
――助産師の話をすぐに「ぽいぽい」とコネクトするあたり、あやまん監督の仕事熱心な姿勢が伝わってきます。
あやまん 何でも芸やエロにしちゃう病気ですかね(笑)。産まれてくる子にも、人を不快にするエロじゃなく、人を楽しくさせるエロを母の姿から学んでくれたらいいなと思ってます。
撮影=平松市聖/文藝春秋
あやまんJapan公式サイト:https://ayamanjapan.officialsite.co/
「Barぽいぽい」
営業時間 平日20〜4時
中央区銀座8-7-21第二東成ビル2階BUTLER
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