2023年1月に出産をしたばかりのあやまんJAPANのリーダー、あやまん監督。43歳で妊娠・出産に至るまでには、長い彼氏不在期間と男性不信、そして諦められない子どもへの思いなど、さまざまな葛藤があったと言います。

 出産直前のあやまん監督を直撃したインタビューの前編です。(前後編の前編/後編はこちら)

あやまん監督

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近しい人を除いて、誰にも伝えていなかった妊娠

――お腹がまんまるですね。いま何ヶ月ですか。

あやまん監督(以降、あやまん) フー。さすがに、ちょっとした動きだけで息が上がりますね。いま34週で9ヶ月です。

――もうまもなく正産期ですね。大変なときに今日はありがとうございます。産休のご予定はあるんですか。

あやまん ずっと産休中といったら産休中な気もしますし、そうじゃないといえばそうじゃないような働き方なのでなんとも言えないんですけど……あ、でも妊娠中の仕事といえば、ABEMAの番組でSOD(ソフト・オン・デマンド)所属のグループとあやまんJAPANが対決する企画に出たんですが、ゲームの勝敗を決める“腰の振り”が甘くて負けちゃったんですよ。

――身重の体で腰を振るのは大変ですよね。

あやまん 近しい人を除いて妊娠のことは誰にも伝えていなかったので、収録は「腰痛めてて激しくできないんです」と言ってやり過ごしました。でも、本当だったらもっとうまく腰を振れただけに正直、かなり悔しかったです。今は守るべきものがあるので仕方ないんですけども。

 

――母体第一ですもんね。2年前にも取材をさせてもらいましたが、いつ頃から子どもを持つことを考えていたのでしょうか。

あやまん 今私は43歳なんですけど、実は35歳くらいからずっと子どもが欲しいと思ってたんです。

――35歳というと、あやまんJAPANが『ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー』でブレイクした後ですよね。

あやまん 結婚願望もなく毎日飲んで騒いでいた20代が終わり、30代でテレビに出演してブレイクしました。でもそれもつかの間、今度はオリジナルメンバーのファンタジスタさくらだが結婚・妊娠で脱退。同時にあやまんJAPANのブームも落ち着いてきたあたりが、ちょうど30代中盤でした。