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メーガン妃の“苦しすぎる弁明”
ANLは、「手紙は私的なものだとメーガン妃は語っているが、20年8月に出版された夫妻の馴れ初めや王室との確執を綴った『自由を求めて』では、夫妻は自分から私生活を公開している」と主張。本文中に「湯船に漬かりながらメールを打った」など本人しか知り得ない情報が記されるなど、夫妻の協力は明らかだったが、メーガン妃は「関わっていない」と法廷で証言していた。
だがこれもナーフ氏の証言で覆された。著者に対してメーガン妃の意を受けて情報提供し、ヘンリー王子から「(著者と)無関係とするのに賛成だ」とのメールを受け取ったと語ったのだ。
そのためメーガン妃は11月、「やり取りを覚えていなかったことを裁判所に謝罪します」と苦しい弁明をせざるを得なくなった。
裁判所は「一部を公表するのは適切だった可能性はあるが、半分を公表するほどの理由は無い」との判決を下した。だが法廷でメーガン妃の“嘘”が明らかとなり、YouGov社の調査(11月24日)ではメーガン妃に対し「好意的だ」と答えたのは27%。4月から9ポイントも下落した。
ANLは、最高裁へ上告する意向を示している。