20代のZ世代カップルが、わずか1年半で月収4000万を達成できた理由とは? “Pornhuber(ポルノハバー)”のパイオニアとしてアダルト動画業界に新風を巻き起こした「えむゆみカップル」誕生秘話を紹介。
令和の新しい才能による新刊『エロ2.0 「月収4000万円」Pornhuberが実践した「欲望を共有する」最速ファンマーケティング』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)
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りょーちん「僕たちがPornhuberになった理由」
僕とあゆみの2人で“えむゆみカップル”としてPornhuberを始めたのは2021年1月。ですが、Pornhuberを始めるために彼氏彼女になったというわけではもちろんありません。出会って10か月、付き合い始めて半年の、ごくごく普通のカップルでした。
出会った当時、僕は社会人で、SNSを主戦場に副業などのビジネス・コンサルティングをしていました。彼女は看護の専門学校に通う学生。どこにでもいる組み合わせですね。
ところが、出会ってしばらくした頃、僕が仕事で大きなトラブルに巻き込まれて心身を壊し、仕事もお金も全て失ってしまう、という状況になってしまったんです。
そのピンチを支えてくれたのが彼女で。付き合うことは自然の流れでした。僕が住んでいたマンションで同棲もスタートさせ、一緒に生活していこう……ということになったのですが、とにかくお金がありません。
就職するのが手っ取り早いとはわかっていましたが、高校卒業後、2年弱のサラリーマン生活も経験し「向いていない」とわかっていた僕は、個人でビジネスをやっていきたいと考えました。
「せっかくなんだから、SNSで何か2人一緒にしたいよね」
とはいえ“1日でも早くお金を稼がないと本当に死ぬ!”という待ったなしの状況です。寝ているとき以外は、インターネットとSNSで、ずっと仕事のヒントを探す毎日。
「何か……何か、ビジネスになるようなものは……」