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結婚当初はめちゃくちゃ喧嘩をした

ーー杏里さんとしては、目が覚めたら結婚していたって最高に幸せですよね。

杏里 めっちゃうれしかったです。私、予定では26歳の時点で子供も何人かいるはずだったので(笑)。だから「31歳でやっと結婚できた」って。

 私、自分のお母さんに子供を見せたかったんですけど、それができなかったわけじゃないですか。結婚願望が強かったけど、その目標がなくなって、いろんなトラブルに巻き込まれたりするうちに「結婚はいつかできたらいいか……」となっていったんですよね。

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ーーすでにひとつ屋根の下にいて、仕事も一緒にしていたので、夫婦になってもいままでと変わらない感覚だったのでは?

進一 最初はめちゃくちゃ喧嘩しましたね。「これ、元カノの時も使ってたでしょ」みたいな。

杏里 料理してる時に「元カノが使ってたお皿や鍋でご飯作ってるんだ」ってふと思って、「ふざけんなよ、この野郎」って。「こっちは一生懸命に料理してるのに、なんで同じ皿や箸使わなきゃいけないんだよ」みたいな。

進一 でも、言わないんですよ。気づいてほしい人なんですよね。僕も言われれば「ごめんね」って言ってその場で全部替えるんですけど、気づけないから。

 

杏里 溜めに溜めて爆発して。

進一 「どういう気持ちで料理してると思ってるの!」と言われながら「なんで、もっと早く言わなかったの?」と思ってましたけど。そんな感じの喧嘩が多いですね。

杏里 でも、その日に百均で全部揃えて替えてくれました。

離婚騒動の“真相”

ーー6月の入籍も驚きましたが、8月15日の離婚騒動にはもっと驚きました。

杏里 それも私が感情的になって。

進一 ガーッとなって、インスタのストーリーズに「離婚は成立しました」と上げちゃったんですね。

 そもそもの原因は、僕の誕生日の8月14日に杏里が格闘技のチケットを用意してくれたんです。大阪での開催だったのでふたりで行って、仕事があるので翌日の朝イチで東京に戻るつもりだったんですけど、杏里は一緒に大阪でゆっくりしていきたかったんですよ。なんで「俺は先に出るから、少し休んでいったら?」と言ったら。

杏里 「なんで一緒にいてくれないの!」と。それで、私のグーパンが出て。

進一 新大阪の駅で喧嘩が勃発したんですけど、もう新幹線乗り場がリング状態ですよ。周囲の人たちがガン見してました。「あれ、坂口杏里じゃね?」って気付かれてたんじゃないかな。

撮影=鈴木七絵/文藝春秋

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