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「(娘と)エッチしたい」覚醒剤で“ぶっ飛んでた”

「今村には日本人の元妻との間に10代半ばの娘がいるらしいのですが、娘の話になったときに、『(娘と)エッチしたい』『ただヤってみたいだけ』って言ってたんだよね。本当に娘がいたらそんな発想にはならないと思うんだけどね。それを聞いたときに、本当にこいつは頭がぶっ飛んでると思って……。異常というか、人間じゃないと思った」

“頭がぶっ飛んでいる”裏には、「覚醒剤の影響もある」とX氏は見ているようだ。

渡邉容疑者の入れ墨(フィリピンの現地メディア「GMA news」より)

「日本人からするとにわかに信じがたいかもしれないが、収容所では覚醒剤が蔓延している。今村も常用者の一人で、毎日注射器で覚醒剤を打っていた。その影響からか寝ることもあまりなく、汗をだらだらかいていた姿を覚えているよ」

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 X氏は、今村がただ覚醒剤を使用するだけでなく、フィリピンで仕入れた覚醒剤を日本に発送していたことも証言した。

「粘土で恐竜の模型のようなオブジェを作り、覚醒剤だとわからないように加工して日本に送っていた。1キロ850万円くらいで発送していたかな。相当な額の金を稼いでいたはず……」

 送還までどれくらい時間がかかるか不明だが、金と暴力にものを言わせて詐欺や強盗を指示していた2人は帰国後、一体何を語るのか。真相解明が待たれる。

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