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「将来、子どもを産みたいんです!」元セクシー女優・麻美ゆま(35)、人気絶頂だった25歳で子宮と卵巣を失って10年…なぜツラすぎる現実を受け入れられたのか

麻美ゆまの10年#2

2023/02/11

genre : エンタメ, 芸能

note

がんになって10年、次の10年はどんな風に過ごしたいですか?

――10年前と比べて、自分を出せている感じはしますか?

麻美 もう10年も経ってしまったのかと、長かったようであっと言う間ですね。でもなによりこの10年何事もなく過ごせて良かったと少しホッとしています。現役時代とは違って、時間の使い方も変わったし、もっともっと成長したいなと思う事が増えました。一つ一つが糧となっているので、またまだ亀のようなスピードですが、色んな事を経験して、成長していきたいです。また、10年は一つの区切りでもあるので、これを気にまた自分自身見つめ直して、前向きにこれからも進んでいきたいですね。

――周囲の環境も大きく変わりました。

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麻美 はい。ただ、今は、特にこの5年くらいは関わる仕事も人も広がってきたし、自分の世界も広がったような気がします。自分でライブの企画をするようになって、パソコンで計算したり、表を作ってみたり。以前は、そういったことも、周りの人たちが全てやってくれていたと思うんですが、当時はそれすら気づかずに過ごしていましたね。あの頃は、業界のことしか知らなかったし、本当に世間知らずだったと思います。

撮影 鈴木七絵/文藝春秋

――改めて、ご家族の関係からAV女優、病気、と今まで大変な人生を歩まれてきたと思いますが、今お話ししていると、とても明るくて前向きな印象を受けます。自暴自棄になることはなかったですか?

麻美 本当はめちゃくちゃネガティブなんですけど、ポジティブに見せるのが上手なんですよ(笑)。でも、ここ2年くらいは、そこまでネガティブにならなくてもいいんだって思いますね。

 あと、コロナ禍になったのもあるのかな。コロナ禍は自分が考えていた空白とは違うけど、自分と向き合う時間も増えたし、ポジションな方向に目を向けられるようになってきたのかなって気はします。

 それに、元々、楽しそうなニオイがするところにいくというか。楽しくいたい。好奇心旺盛なので、空白を大事にしつつも、その場にとどまっていたくないのはありますね。海外での活動もやってみたいですし、まだまだ色んなことにチャレンジしていきたいと思います。

撮影=鈴木七絵/文藝春秋
スタイリング=ZAKI
ヘアメイク=天野良美

ツイッターとYouTubeはこちらからご覧いただけます。

https://twitter.com/asami_yuma

https://www.youtube.com/channel/UCx9Fd8dgZ-wLPPqxFKy6aZA

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