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「女性に興味はないから大丈夫」性同一性障害偽装でワイセツ行為!近所は誰も知らなかった渡辺和美被告(55)の腹の下

「女性に興味はないから大丈夫」性同一性障害偽装でワイセツ行為!近所は誰も知らなかった渡辺和美被告(55)の腹の下

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 渡辺被告は、障害者らの生活の相談に乗ったり生活を支援したりする「あおい相談室」を自宅で運営していた。被告の活動は公にも認められており、自治体に認証された相談支援専門員という肩書も持っていた。

「渡辺被告はいずれの容疑も性同一性障害を理由に否認していますが、社団法人の職員だけでなく、相談室の複数人の利用者が渡辺被告による被害を訴えており、捜査当局による全容解明が進められているさなかです」(同前)

「女性に性的な感情はない!」

「女性に性的な感情はない」という渡辺被告。SNSを見ると、確かにカツラをかぶり化粧をした、女性に“扮した”姿の投稿がある。

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一見、女装風だが…

 Facebookの最後の投稿は2020年2月20日。「相談支援専門員を始めました。はじめてすぐだけど、思いがけず殺到。あと何件受けるか悩み中」というものだった。その他、ネイルの写真や、旅行の記録、自らが描いたという風景画のほか、自身のポートレートも複数アップされている。プロフィールの写真は「Happy Birthday和美ちゃん」と書かれたチョコレートの載ったホールケーキだ。

 果たして、渡辺被告に性同一性障害はあったのだろうか。

「普通の小太りのおじさんでしたよ」

「親しい付き合いがあるわけではないので、よく分からないというのが正直なところですが、普通の小太りおじさんでしたよ」

和装姿の渡辺被告。ネイルも得意だったという

 と話すのは近隣住民の女性だ。

「一度、うちの荷物が間違えて渡辺さん宅に届いてしまって、持ってきてくれたことがありました。『配達員にはよく言っておく』と怒っていて少し怖い印象は持ちましたが、普通のおじさんでした。女装の写真を見ても、確かにこれ(ピンクの着物を着ている写真)なんかは似ている気はするんですが、こういった格好で近所を歩いているのを見たことがないもので……」

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