1ページ目から読む
3/3ページ目

 この近隣住民の言う通り、渡辺被告を“女性”だと思っていた人は近所には誰一人いない。渡辺被告と接点のあった別の近隣女性はこう言う。

近所の人は渡辺被告を普通の小太りのおじさんだと思っていた

「1年ちょっと前に渡辺さんが越してきたときに、ご家族で挨拶に来たんです。私ではなく主人が対応したので直接見たわけではないんですが、渡辺さんと奥さんと息子さんと3人だったようで、女装が趣味の性同一性障害というのは想像できませんね。ご近所さんですが特に会話をすることもないので、普通のご家庭だと思っていましたし、渡辺さんも普通のおじさんという印象しかないですね。相談室と、ネイルもやっていたからなのか若い人が出入りもしていて、話し声が聞こえてきたこともあります。正直、どの人が家族かもよくわからないくらい付き合いはないんです」

近所づきあいはほとんどなかった

 住宅街の戸建てに暮らす渡辺被告の私生活は謎に包まれている。目撃談すら乏しいが、近隣の男性はこう漏らした。

ADVERTISEMENT

「私が見たわけじゃないけど、1度だけ渡辺さんが“女装”してるのを見かけたって人はいたね。去年の夏頃から警察が来ていたっていう話だからなんかあったんだろうとは思っていたけど、まさかこんな事件だとはねえ。女装が趣味とか性的指向がいろいろなのは自由だけど、人様に迷惑かけちゃいかんよな」

カツラも服も数種類持っているようだ

 一貫して「性同一性障害」を盾に容疑を否認し続ける渡辺被告。立件にこぎつけた警察、検察の自信は、裁判でどう判断されるか。

◆◆◆

「文春オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式ツイッター」のDMまで情報をお寄せ下さい。

 メールアドレス:sbdigital@bunshun.co.jp

 文春くん公式ツイッター:https://twitter.com/bunshunho2386