前項で「セックスは感情と本能でするものであり、思考には休んでいてもらわなければなりません」と言いましたが、「アソコを締めなきゃ」というのはまさしく思考です。意識がそこに行っていては、悦びも安らぎも人肌の温もりも取り逃がしてしまいます。
そればかりか、目の前の相手と本当の意味で向き合ってはいないのですから、多くの男は肩すかしを食らったように中折れするでしょう。男優がイッたのは、彼がプロだからです。
とはいえ、彼女が膣トレを始めた理由を聞けば、その切実な思いも察するにあまりあるものでした。
「だって、彼氏がくれたんです。だから捨てられないように鍛えなきゃって……」
膣バーベルをくれた最低な野郎。そんなものをもらったら「私、ユルイの!?」と不安になるに決まっています。しかもその後「音信不通」なのだから、なんと残酷なことか……。
膣トレよりも大事なこと
でも、ことさら締めようとしなくても、相手を愛おしく思い、このまま一つに溶け合いたいと思えば、膣は入ってきた男のものを包み込むように締まってきます。撮影中に女の子が感じ高まって「好き!」って言った瞬間、男優が思わず「わぁ、締まる!」と言うことがしばしばあります。
愛する人と肌を合わせれば、腕は自然と抱きしめる形でお互いの体を密着させようとします。それは性器も同じなのです。「どの筋肉を鍛えて、どこに力を入れればいいか」ではなく、感情と肉体が一体となるわけです。
だから膣トレは、もう卒業したほうがいいでしょう。男のほうも、そんなに締まりを気にするのならば、マスでもかいていればいい。自分の手なら、好きなだけ締められますからね。
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