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すべての出会いには、意味がある
僕が言いたいのは、出会いには意味があるということです。それは「縁」です。今日本の人口が1億2500万人くらい。でも、そのほとんどは顔も名前も知らない人たちです。一生で知り合う人は、そのなかのほんの一握り。幼稚園や保育園の同級生から数えて、仮にこれまで1万人の知り合いがいたとしても、日本の人口から見れば0.008パーセントです。
だから、単に知り合っただけでも特別な人たちと言えますが、好きになって身も心も一つになりたいと思える相手なんて、もう奇跡に近い存在です。そしてそこには出会うだけの「意味」があると思うんです。
もしも「いけないことだからやめておこう」と諦められるのなら、それはそういう縁ですし、やめておいたほうがいいと思いますが、諦められないのなら、その人と一緒にいられる時間をいかに充実させるか考えたほうが絶対にいい。
ただし、それによって起こるかもしれないリスクは覚悟しておいたほうがいいでしょう。離れたくないけれど、リスクはイヤというのは無理な相談です。けれども覚悟さえできているのなら、その先には学びや気づきが必ず待っています。
中途半端なズルズル状態では決して出ない「答え」が手に入ります。それが不倫を続けるという答えであっても、別れるという答えであっても、その人にとっていちばん正しい解答なのです。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。