これによると、米国では平均寿命よりも早く死亡する人の5人に1人は太りすぎで、欧州ではこの割合が7人に1人だというのです。英ケンブリッジ大学のエマニュエル・ディ・アンジェラントニオ氏は「平均的に、体重過多の人の寿命は平均寿命よりも1年ほど短く、やや肥満の人は約3年短い」と言っていて、これは私にもあてはまりそうです。
5キロ痩せれば100万円
命をお金に換算するというのは不謹慎だとお叱しかりを受けるかもしれませんが、私の場合、年金を70歳から受給しようと思い、繰り下げています
詳しくは拙著『年金だけでも暮らせます』に記していますが、国民年金は、もらうのを1ヶ月先延ばしにするごとに支給額が0.7％ずつ増額され、70歳からもらうと、65歳からもらうのに比べて、42％増額されるからです。
仮に、65歳からもらえる年金が月額6万円の場合、これを70歳まで繰り下げれば月額8万5200円になります。
しかし年金の支給は、死んだらそこで終わり。ですから、もし70歳で年金をもらい始めてから寿命が1年延びたら、もらえる年金は、100万円増えることになります。
つまり、私の場合、「5キロ痩せたら100万円」。こう考えたら、痩せることへのモチベーションがグンと上がりました。
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