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女性の場合には、男性に比べて40歳〜55歳の医療費の差がかなり大きくなっています。40歳~44歳で年間17万5060円、45歳~49歳で年間18万130円、50歳〜55歳で年間16万7830円と、この年代は男性の約2倍です。
ただし、厚生労働省ではこの結果を、「女性の40歳から54歳は、そもそも集団の母数が少ないために、一部の医療費が高い人が平均値を押し仕上げている可能性がある」と指摘しているので、この数字をそのまま鵜吞みにするわけにはいかないかもしれません。
それにしても、男女ともに、メタボの人のほうがそうでない人に比べて医療費がかかる傾向にあると確実に言えるでしょう。
メタボで「年間3万円」損する可能性も
ちなみに、ここで挙げたのは診療報酬明細書(レセプト)から計算された金額です。実際に窓口で自己負担する医療費は、人によって1〜3割負担になります。
70歳未満の医療費負担の基本は3割なので、男性ならメタボと非メタボでは、支払い金額は年間2万円~3万円、女性なら3万円~5万円の差ということです。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。