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「よーくカミカミして召し上がってね LOVE LOVE」麻薬成分入りシールで交際男性を死亡させた47歳“魔性の女”がとった「恐怖のツンデレ戦略」とは…

「よーくカミカミして召し上がってね LOVE LOVE」麻薬成分入りシールで交際男性を死亡させた47歳“魔性の女”がとった「恐怖のツンデレ戦略」とは…

genre : ニュース, 社会

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“洗脳”状態で「お前にあいつの良さがわかるわけがない」

「男性たちは川崎容疑者の容姿に惹かれているというよりは、うまくマインドコントロールされているようでした。元カレが金欠だったので『そんなにお金がないのはおかしい』と問い詰めると、川崎容疑者に相当貢いでいることがわかりました。でも、ある種の“洗脳”状態らしく、『お前にあいつ(川崎容疑者)の良さがわかるわけがない』と言い返されました。

 川崎容疑者は、自身が通院する病院に彼氏を連れて行くこともありましたが、喧嘩になったり気持ちが離れそうになったりすると、『もうついて来なくていい』と言って元カレを突き放すみたいなんです。そして『私は一人で生きていくから』といじけてみせ、可哀そうな自分を演出する。川崎容疑者は普段はベタベタする一方で、悲劇の女を演じるツンデレ戦略をとり、男たちを虜にしていきました」

ハッピーメールの日記写真

 川崎容疑者が貢がせるのは、常套手段だったようだ。川崎容疑者とAさんの元カレがハッピーメールで知り合い、初めてのデートで向かった先は都内のショッピングモール。ここで川崎容疑者は約5万円の高級ブランドバッグをねだり、購入させたという。その後もAさんの元カレは、金銭状況が苦しいなか、川崎容疑者にお気に入りだったジェラートピケの服や、高額なコスメ商品をプレゼントし続けた。

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仲直りをしても“罰”として美容代を払わされる

「元カレは高額なプレゼント代に悩んでいました。元カレが一度、『さくらに散財してクレカが限度額を超えてしまった』と言い、私からお金を借りたこともあります。それでも川崎容疑者の要求が激しくなっていったようで、元カレがプレゼントを断ると、川崎容疑者は『別れる』と言い始め、喧嘩になることもあったようです。ただ、仲直りをしても結局“罰”として美容院代を払わされるなど、川崎容疑者の要求は追加されていきました。まさにアリ地獄です」

 寂しがり屋の中年男性たちを次々と虜にしていったという川崎容疑者。麻薬成分入りテープを安藤さんの身体に貼った真意はわからないが、男性との異常な共依存を背景に起きた事件だったことは間違いないようだ。川崎容疑者の“魔性の女”ぶりは、登録していた出会い系サイトの日記からも見えてきた。(#2に続く)

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