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会議中に起きた“暴言”と“暴力”まがいの行為
2月17日、東京・中野にあるオープンハウス・アーキテクトの本社。社長以下、営業拠点長ら20人前後が会議室に集まった。小誌はその時の音声を入手。社内で記録用に録音された音声がオープンハウスグループ関係者に渡り、「あまりに酷い」と判断され、小誌編集部に情報提供があった。
「この日の会議で、社長が“暴言”を吐き、“暴力”まがいの行為に及んだといいます。これを知った多くの社員が『あれはパワハラだ』と囁いています」(オープンハウスグループ関係者)
社長とは、日高靖仁氏(41)。オープンハウスグループ本体の執行役員も務める経営中枢の幹部だ。
激昂した社長が近くの椅子を蹴る
音声には穏やかではない様子が克明に記録されている。日高社長は近くに座っていたという営業部長に成績の悪い店舗について問い詰めると、次第に激しい口調になっていく(音声は「週刊文春 電子版」で公開)。
「辞めたら?」「お前、辞めたら?」「クソ弱すぎる」
ものすごい勢いでまくし立てた次の瞬間、「ガシャン!」と大きな音が鳴った。
「激昂した日高社長が近くの椅子を蹴ったのです」(前出・オープンハウスグループ関係者)