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下ネタが少ない頃は安心して見れていたが…

 しゅくろー氏がメインで行っている「しゅくろーから夜ふかし」では「早漏男の本音」「ちん棒の舐め方」「正常位中に男が考えている本音」など下ネタ系動画も多いが親としてはどのように感じているのだろうか。

「そら正直、嫌ですよ(笑)。下ネタが少ない頃は、安心してみれてたんですがね。ネタ切れもあるのかもしれないけど、下ネタが多くなってからはおおっぴらに人に言えなくなりました(笑)」

 とはいえ、大久保さんは「しゅくぱぱ」の愛称で今ではチャンネルのファンともTwitter上で交流するなど、まんざらでもない様子だ。ファンと交流するにつれて、息子のYouTube活動の意義も感じるようになったという。

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「何気なしにTwitterでつぶやいたら、ファンの方に私のアカウントが広まってしまって、いまでは年甲斐もなくTwitter上でリプライしたりDMしたりと楽しんでいる部分もあります。

 でも、『失恋中に、しゅくろーさんの動画を見て、助けられました』というDMもくるんです。YouTubeのコメント欄でも『元気づけられています』っていうコメントがあったりね。それで息子は人の役に立っているんだと実感しましたよ。親としたら子どもが誰かを助けていると知れば嬉しいじゃないですか。

 親世代はどうしても、いい大学に行って、いい会社に入るのが幸せだという考えがありますが、世の中は変わってきて、必ずしもそうだとは言えないと思います。なにより、子ども本人が楽しくいられるのが一番ですからね。YouTubeだけで食っていくのは難しいとは思いますが、それを自覚して、次なにかのステップにできると考えられる子なら好きにさせてもいいんじゃないでしょうか」

 意外にも、今の親世代は寛容で、子どもたちの活動を応援しているようだ。YouTuberは炎上、迷惑、過激などのイメージが先行してしまうが、そのような存在は氷山の一角でしかない。子どもがやりたいと言えば、YouTube活動を応援してあげるのもいいのかもしれない。

・Lasu channel
https://www.youtube.com/@kisalagiLasu/featured

・ばかハサ!
https://www.youtube.com/@user-jj4qf9gk2c/featured

・しゅくろーから夜ふかし【しゅくかし】
https://www.youtube.com/@syukukashi/featured

・しゅく子の時間
https://www.youtube.com/@syukurou/featured