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「キャバ嬢の私にお金を返せと言われても…」大阪・北新地No.1キャバ嬢ひめかが“炎上覚悟”で明かした“32億円返金訴訟”エクシア代表とのホントの関係《直撃スクープ》

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“若い世代を代表する女性のアイコン”に思わぬ躓き

 夜の街に飛び込んだ当時大学生のひめか氏は、めきめき頭角を現していく。

「2021年のバースデーイベントでは2日間で1億円の売り上げを達成。現在所属する『CLUB RAISE』に移籍した際は、初日からたったの3日、計12時間の出勤でこれまた1億円の売り上げを立てて大きな話題になりました。ひめかさんはいまやキャバ嬢という肩書にとどまらず、SNSでの投稿も話題になるインフルエンサーでもあり、“関西コレクション”や“Rakuten GirlsAward”のランウェイを飾るモデルでもあります。有名ファッションブランドのアンバサダーに任命されるなど、若い世代を代表する女性のアイコンですよ」(同前)

SNSではプライベートも豊富に公開している(Instagramより)
雑誌の表紙も飾る大物(Instagramより)

 だが、本業で思わぬ躓きが待っていた。“太客”のひとりである菊地氏との交流を頻繁にSNSにアップしていたことで、エクシアの出資者やその危ういビジネスを知るネットユーザーから悪意あるコメントを投げつけられるなど、ここ1年ほどの間ひめか氏は炎上に悩まされる。

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 そして今年の1月16日、ひめか氏はある文章をSNSに上げる。〈好きになってはいけない人を好きになってしまったと思うようになりました〉――菊地氏との関係、その清算、世間を騒がせたことへの謝罪。違法な手口で資金集めをしていたことを疑われる会社の経営者から、大金を貢がれていたことに道義的な責任を感じたのだろうか。

菊地氏との関係を清算したことを発表したひめか氏のSNS

 ついに裁判沙汰にまでなったエクシアの出資トラブル。沈黙を貫くひめか氏が今何を思うのか。3月16日、文春オンラインは出勤途中のひめか氏を直撃した。

「私の素直な気持ちをお話しさせてください」

――すみません。文春オンラインです。菊地翔さんとの関係についてお伺いしたく、お声がけしました。

「……」

――なにか少しでもお答えいただけないでしょうか?

 最初は、戸惑った様子で口を噤んでいたひめか氏。しかし何度か記者が声をかけると、覚悟を決めたかのように記者を真正面から見つめた。

時折カメラのほうを気にするそぶりを見せた ©️文藝春秋

「そうですね……世間を騒がしてしまったことについては、ご迷惑をかけて申し訳ありません。私がこのままなにも話さないことに納得いかない方もいるかもしれませんよね、私の素直な気持ちをお話しさせてください。それと、わざわざ大阪までありがとうございます」

 そう言い切ると、足を止め記者の方へと向き直った。

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