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《再逮捕》東大和ハーレム占い師(74)が一夫多妻生活を始めた“ファンタジーな動機”「新興宗教にハマった最初の妻との離婚がきっかけ」《あの世界的アニメも影響》

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genre : ニュース, 社会

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「3Pという言葉を、初めて聞いた」

《検察が女性と同居を始めた動機を「カネ集めとセックスをするため」としたのを私が認めたのも、そうすれば世間も納得するだろうと思ったからです》

《警察の取り調べで「3Pをしているのか」と聞かれましたが、説明されるまで意味がわかりませんでした。3Pという言葉を、初めて聞いたんですから》

17年前の渋谷容疑者

 博仁容疑者が世間の常識を逸脱した行動を取り始めたのはいつからだったのか。意外にも博仁容疑者は賑やかな家庭で育ち、小さい頃はおばあちゃん子で優しい一面を持っていたのだという。知人男性が話す。

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「本人はおとなしい性格で、スポーツもできない。小学校から高校を出るまで無視されたり殴られたりとイジメを受け続け、暗い学生生活を送っていました。大学卒業までは女性と付き合ったこともないと話していましたね。ハーレム生活を送っていたのは、どこか寂しがり屋な性格が影響していたのかもしれません」

 社会に出てからは、臨床検査会社で営業の仕事を6年間こなしたようだ。最初の妻や子供たちと、今の自宅にやってきたのは1995年のことで、「当時から少し変わった一家だった」と近隣住民の女性は話す。

一家が暮らしていたという家 ©文藝春秋

「引っ越してきてすぐ、奥さんと子供と3人で近所の遊歩道を散歩する場面に出くわしたんです。3人とも顔を上げて真っすぐ前を見て、やたらと姿勢がよかった。3人とも顔を合わせるどころか談笑もせず歩いていて、あげく足並みまで揃っているものだから、散歩というより『行進』でしたね。相当変わっている人が引っ越してきたんだなと思いましたよ」

ぎっくり腰で運送業を退職、妻が新興宗教にハマり離婚

 近所では奇人とみなされていたようだが、まだこの頃はまともな社会生活を送っていたのだという。前出の知人男性が続ける。

「いつも子供の写真を胸に入れて、せっせと営業の仕事に汗を流していたそうです。ただ、もともと引っ込み思案な性格なので、人付き合いがうまくいかず仕事は6年ほどでやめてしまったそうですが…。その後は運送業の仕事をしていましたが、結局ぎっくり腰になって退職してしまいました」

 プライベートでも幸せな結婚生活は、長くは続かず1999年には離婚。理由は妻が新興宗教にハマったことだったという。どこか吹っ切れてしまった博仁容疑者は翌年から女性たちのリクルートを始め、ハーレム生活を開始した。近隣住民の男性が話す。

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