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「実はアナウンサー試験を受けていました」元AKB48武藤十夢28歳の告白 大学院修了、気象予報士、FP…肩書きだらけの人気アイドルはなぜ生まれたのか?

「実はアナウンサー試験を受けていました」元AKB48武藤十夢28歳の告白 大学院修了、気象予報士、FP…肩書きだらけの人気アイドルはなぜ生まれたのか?

元AKB48・武藤十夢さんインタビュー #2

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武藤 ないです。勉強もすごく得意だったわけでもないですし、なんなら赤点とかとってちょっと先生から呼び出されそうになるくらい。だから、今、資格とか持っていて勉強できる感じに見られていると思うんですけど、学校の同級生からしてみたら不思議な感じだと思います。誰も予想してなかったんじゃないかな。

「肩書きが多いのは、私の不安の表れなんです(笑)」

――大学院だけでなく、気象予報士、防災士、ファイナンシャル・プランナー(AFP)と、資格もたくさん取られています。

武藤 SNSの自己紹介欄をふと見ても「肩書き多いな……」って自分でもびっくりします。これは不安の表れなんです(笑)。気象予報士の資格は、何とか自分にしかない武器を見つけなきゃと思って、自分から「気象予報士の資格をとる企画がやりたいです」って提案したのが始まりでした。「ネ申テレビ」っていうAKB48のレギュラーの番組があるんですけど、私は学業との兼ね合いでロケ企画に行ったことがなかったんです。そうしたらスタッフさんが好きな企画をやろうよって言ってくださって、私から提案しました。

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 勉強は大変でしたね。合格までに5年かかりました。塾の先生や周りのサポートあってこそでしたが、何より企画としてスタートしている以上、皆が挑戦していることを知っているし、やめるにやめられなかったというのが大きいかもしれません。あと、「どうせ無理だよ」って言ってくる人もいたので、反抗心から「いやいや、絶対やってやるから」って頑張れました。

 

初告白「私、新卒でアナウンサー試験を受けたこともあるんです」

――なぜそこまでして資格を取ろうと思ったんでしょうか?

武藤 うーん……。当時は選抜に入ったり落ちたりを繰り返してなかなか思うように結果が出ず、どうしても自分に自信が持てない時期がずっと続いていました。自分だけの武器がないからこういうことになってんのかなとか。どんどん自信を失っていく中で、色んな武器を持ったメンバーに比べて、自分に何ができるか考えていたら、さらに「うわ、何もできない」って気づいてしまったんです。もうなんでもいいから武器がほしい。思い切って何でも挑戦してみようと始めた一つが大学院進学でもあり、気象予報士へのチャレンジでもありました。

 それから、新卒でアナウンサー試験を受けたこともあるんです。アナウンススクールに通って在京キー局は全部受験しましたが、すべて落ちました。今振り返ると、当時は挑戦する物事はことごとく上手くいかなかったですね……。気象予報士の試験も思ったような結果を出せていませんでしたし。

 

――アナウンサー試験を受けていたことは公表されていないですよね?