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「お嫁さんにしたい女優」が挑んだ激しいラブシーンと風俗嬢役…“三択の女王”竹下景子の選択

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「イメージチェンジできる」と大喜び。再び殻を破った風俗嬢役

 再び殻を破ったのは29歳のとき。市川森一脚本のTBSドラマで風俗嬢役に挑戦し、高視聴率を記録。以降「ソープ嬢モモ子シリーズ」として8本放送され、芸術祭賞優秀賞も受賞した。

「出演が打診された際、事務所の心配をよそに『イメージチェンジできる』と大喜びしたそうです」(同前)

 80年代に「男はつらいよ」のマドンナ役を3度も務めるなど国民的女優となった竹下は、84年、30歳でついに“お嫁さん”に。相手は15歳年上の写真家・関口照生氏だった。

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「2人は10年近く付き合っていたが、女優業への影響や竹下の母親の反対もあり、関口は結婚に消極的だった。そこで竹下が『愛犬の父親になって』とプロポーズしたのです」(芸能デスク)

©文藝春秋

 86年に長男、88年に次男が誕生し、2人とも俳優の道を歩んでいる。

「近年はNHK朝ドラ『わろてんか』『おかえりモネ』などでお祖母ちゃん役を務め、グレイヘアも板に付いてきた。並行して戦争を語り継ぐ朗読劇などにも力を入れています」(同前)

 9月には古希を迎える竹下。次の選択に注目したい。

「お嫁さんにしたい女優」が挑んだ激しいラブシーンと風俗嬢役…“三択の女王”竹下景子の選択

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