彼氏たちにブランド品を貢がせて、フリマアプリで転売
安藤さん以外にも複数の交際相手がいた川崎被告だが、この知人の目には「金銭目的での交際」と映ったという。
「川崎被告の元夫はそれほど稼ぎが良くなかったようです。なので、川崎被告は彼氏たちにブランド品を貢がせて、それをフリマアプリで転売して生計を立てていました。彼らは“家族仲”がよさそうにふるまい、交際相手たちと家族ぐるみで付き合っていましたが、一家がグルになって洗脳しているようにも見えました。
自分の裸や性器を指で広げた写真を送りつける「魔性の女」
一方で、川崎被告は彼氏に自分の裸の写真や、性器を指で広げた写真を送りつけてくることもあって、間違いなく病んでいるなと思っていました。ただ、彼氏たちにとっては“魔性の女”だったんでしょうね」
安藤さんが亡くなった後、元夫や娘らへの取り調べが連日のように続き、逮捕が迫っていた川崎被告。取材班が入手した交際相手とのメールには、「殺人罪でもうすぐわたし逮捕されるの」などと自らの境遇を悲観する内容もあった。
「川崎被告は自分が有罪になれば『病気の治療が受けられなくて死ぬ』、だから『もうこの世で会えることはない』と他の交際相手たちに語っていたようです。そして、『だけど自分はそれだけの罪を犯してしまったの』とまるで悲劇のヒロインのようなモノの言い方をしていました」(同前)
金銭トラブルと事件が関係しているのか今後開かれる裁判の進展が待たれるが、“弛緩”した人間模様を織りなした “悲劇”だったと言えるのかもしれない。
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