僕のYouTubeでも、こんなに働いているってことは残業代で稼いでいるんだろうと思う方もいるようですが、どれだけ働いても給料は変わりません。
広告業界、特にクリエイティブ職はこの制度を取り入れているところが多いです。
みなし残業とは、最初から一定時間分の残業代が固定給の中に含まれている残業代のことです。
働けば働くほど時給換算では安くなっていきます。先日恐る恐る時給換算をしてみたところ、月によっては時給500円台で働いていることもありました。
このみなし残業制度によって、デザイナーはどれだけ働いても豊かにならず、働けば働くほど気力体力を失います。
デザインの仕事は時間では区切れない
十分なお金と時間があればストレス発散方法はいくらでもあるのでしょうが、お金も時間もないためストレスは溜まる一方です。お金も時間も使わないストレスの発散方法を見つけられないと、いずれ鬱になってしまいます。僕は今、薄給激務ながらもなんとか工夫しながら発散することができています。
しかし、みなし残業が絶対に悪いかというと、そうではないのが難しいところです。
デザインの仕事は時間では区切れないこともあります。時間がたくさんあれば良いアイデアが出るというわけでもなく、短い時間で良いアイデアを大量に生み出す人もいます。
優秀な人ほど短い時間で仕事ができるので、もし残業代が発生してしまうと仕事ができない人ほど稼げるというおかしな仕組みになってしまいます。
ただ、今の職場では、みなし残業によって労働意欲が下がるので、成果主義を取り入れてほしいです。