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「担当は何やっとるねん!」ベンチ裏で怒りをぶちまけた岡田監督

 怒りが爆発したのは6月8日、抑えの湯浅京己が3ランを浴びて、逆転サヨナラ負けを喫した楽天戦だった。試合後に岡田監督は湯浅に対して、「何で真っ直ぐいくんやろなぁ」と苦言。それだけではなく、

「負けたのはコーチ陣が的確な指導ができていないからだと、ベンチ裏で『何で簡単なこと分からんのかなあ。担当は何やっとるねん!』と怒りをぶちまけたのです」(球団関係者)

岡田監督の口癖は「おーん」「アレ」など多岐にわたる ©共同通信社

球団幹部のボヤき「根はまったく変わってへんからやりづらい」

 振り返れば2004~08年の第一次政権時も、岡田監督はしばしば感情を表に出すことで有名だった。

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「選手批判はもちろん、気に入らないことがあればスタッフに対して『何やってんねん!』と激怒する。助っ人の成績が悪いと、『フロントええ加減にせえよ』と大批判を展開したこともある」(前出・デスク)

 そのため昨秋、監督が交代する際に、ある球団幹部はこうボヤいていたという。

「年取って丸くなったとはいえ、根はまったく変わってへんからやりづらい」

“岡田節”に慣れていない選手も「噂には聞いていたけれど……」と怯えているという阪神。やはり岡田監督は変わっていなかった。