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「全国模試の順位は一桁。ピアノも耳コピしていた」小学校のIQテストで異例の数字を…IQ150越えの男性が語る、幼少期に感じた周囲との違い

ギフテッド吉沢拓さんインタビュー#1

吉沢 それが「ヘンなやつ」扱いだったので、期待されることもなかったんです。母親からは少し前に、「昔はワクワクするような面白いバグり方をしていたけど、最近はずいぶんつまらなくなった」と言われました。

 てっきり会社を立ち上げたり、研究者になるもんだと思っていたみたいですが、普通に就職したんで。そっちの道へ行くんだみたいな感じでしたね。でも、基本的に両親は変に僕を担ぎあげることはなく、やりたいことをやらせてくれていたのでよかったです。

1学年上には成田悠輔氏もいた麻布中学へ進学

ーー中学は名門・麻布中学校に入学されたんですよね。

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吉沢 塾などの成績は良かったので、麻布に進学しました。社会などの暗記科目は赤点だったので、麻布の受験も得意の算数や理科だけで乗り切った感じです。

 

ーー麻布中学といえば、とにかく自由な校風で、吉沢さんの1学年上には成田悠輔氏、プロゲーマーのときど氏などが在籍していました。公立の小学校と比べて違う部分はありましたか。

吉沢 それまで「ヘンなやつ」扱いでしたけど、麻布ではいたって普通なんですよね。学力も麻布の中では真ん中くらいでしたし。

 ただ授業時間についていえば、僕にとって勉強しやすい環境でした。寝ていようが、携帯をいじっていようが、人に迷惑をかけなければ基本的にOKなので。唯一あった校則は、出前と麻雀と鉄下駄が禁止というものでしたし。

ーーでは、中学校は楽しめていたと。

吉沢 そうですね。ただ、校則がないから「別に学校行かなくていいよね」ってなってしまって、インターネットで友達作ったりしていました。最初は部活に入ったんですけど、落ち着きはないし、人前でうわあって泣いちゃうこともあって。あまり馴染めなくてすぐにやめてしまいました。だからインターネットの世界の友達の方が楽で。年上の友達ばかりいましたね。

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