「何で俺や」とボヤき…阪神・佐藤輝明、怠慢プレーでの“二軍行き”から復帰しても懸念される理由

1ページ目から読む
2/2ページ目

昇格の見通しだが…「同じことを繰り返しかねない」と懸念される理由

「佐藤は球団のお膝元の兵庫県出身のドラフト1位で、タニマチの扱いも別格。近本光司のように社会人出身で自らを律することが出来るタイプは別ですが、多くのドラ一はコロナ禍で合コンをして問題となった藤浪晋太郎のようになってしまう」(在阪テレビ局関係者)

 過去3年はコロナを理由にタニマチからの宴席の誘いを断ることも出来たが、今はそうもいかない。

「これまでは、どうしても付き合いで行かなければならない会食でも近畿大学の先輩・糸井嘉男氏が一緒にいれば、『テルは一次会で帰れ!』と言って、早くに帰してくれていました。でも糸井氏は昨季限りで引退。今は以前、主力投手を支援していた美容室オーナーにしばしば呼ばれていますが、なかなか断り切れないようです」(同前)

ADVERTISEMENT

面倒見のいい近大の先輩・糸井氏と(糸井氏のインスタより)

 何より問題なのは、佐藤が今回の二軍落ちに納得していないことだ。

「確かにノイジーや梅野隆太郎など佐藤よりも成績の悪い選手もいる。落ちたのは成績以外の面もあったと説明されても受け入れられなかったのでしょう。周囲には『何で俺やねん』とボヤいています。二軍では格の違いを見せつけ、7日のヤクルト戦で昇格の見通しですが、このままでは、同じことを繰り返しかねません(※実際には5日のカープ戦で昇格)」(球団関係者)

 グラウンド外で浮かれ“テル”場合ではない。