文春オンライン
「ひもみたいな水着を渡され、ムチで叩かれて…」元グラビアアイドル・浜田翔子(37)が激怒した、忘れられない“屈辱のDVD撮影”

「ひもみたいな水着を渡され、ムチで叩かれて…」元グラビアアイドル・浜田翔子(37)が激怒した、忘れられない“屈辱のDVD撮影”

浜田翔子さんインタビュー#2

2023/07/30
note

「日テレジェニック2005」に選ばれるなど2000年代前半から長らくグラビアアイドルとして活動し、現在はYouTuberとして活躍する浜田翔子さん(37)。温厚すぎる彼女が「グラビアで一番ひどかった経験」と激怒する沖縄での“SM撮影事件”から、有名社長に20万円をポンと渡された経験、さらに中川翔子との関係、結婚まで包み隠さず明かしてくれた。(全2回の2回目/3回目に続く

◆◆◆

屈辱のDVD撮影

ーー芸能界でひどい目にあってもあまり気にしなかった浜田さんですが、私が秋葉原のイベント取材をしている頃、普段の温厚さからは一変して、DVDの撮影で酷い目に遭ったと激怒していたことがありました。

ADVERTISEMENT

浜田翔子さん(以下、浜田) DVDの撮影で沖縄に行ったら、衣装合わせの時と衣装が違っていて、ひもみたいな水着を渡され「着てくれ」と言われたんです。

 撮影のスタッフも最後まで「すみません」のひと言も謝罪がなくて。撮影が終わった時に悲しいというか、今までコツコツと頑張ってきたグラビアという仕事を全部壊された気分になってしまったんです。グラビアをやっていて一番ひどかった経験です。

浜田翔子さん ©️細田忠/文藝春秋

ーーしかもそのDVDでは、亀甲縛りされたり、目隠しをされた上にムチで叩かれたとも当時言ってましたね。

浜田 よく覚えてますね。すごい。この間沖縄に行った時に泊まったホテルは夫が取ったんですけど、偶然、そのDVDの撮影で使ったホテルで「うわっ、ここだ!」「ここはムチで叩かれたお風呂場だ!」となりました(苦笑)。

 当時は本当に酷い現場だった上にムチで叩かれて、でもやるからには「あぁ」みたいな声も出さなきゃいけない。ムチで一発叩かれるたびに心が折れていく音がして……。その時はグラビアを辞めたくなりました。

 しかもそのDVDの関係者は発売イベントにも来なかったんです!

「ヌードにはならない」という決意

ーーうわ、逃げたんですね。最低だ。

浜田 その後にサンドウィッチマンの番組に出演したときに、そのDVDの撮影スタッフに謝らせるとなって一応「すみませんでした」と言われたんですが、全然謝る気もない感じで。その謝り方も含めて「あれはない」とみんな怒ってました。

©️細田忠/文藝春秋

ーー浜田さんは54作もDVDを出すなど、長年グラビアをやってきましたが、露出に関しては絶対にヌードにはならないと常々言ってましたね。

浜田 事務所にいた頃にも「映画で脱ぎませんか」とよく話はあったみたいですけど、私にまでは話が来ないように全部断ってもらっていて。そのあたりは感謝しています。

 事務所を辞めた後に有名なカメラマンさんからヌード写真集を出しませんかと話もあったんですけど、断りました。私の実家は田舎なので、ヌードになると親が変な目で見られてしまうので。

 グラビアは撮影前にストイックに体を絞ったり、雪の中で撮影したりと本当に大変なんですが、出来上がったものはすごく綺麗なので、いいなって思うことが多かったですね。

関連記事