長男(4)の引渡しをめぐり元夫・江宏傑と争う福原愛(34)。8月2日、東京家庭裁判所が引渡しの強制執行手続きを認めたことが、「週刊文春」の取材で分かった。江の代理人弁護士である大渕愛子氏が事実関係を認めた。
7月27日、江は、日本外国特派員協会で記者会見を開き、東京家庭裁判所が7月20日付で福原に対し長男を即時に引き渡すよう命じる「保全命令」の決定が出たと明らかにした。さらに江は、「福原さんには、裁判所の結果に従ってほしい。一刻も早く息子と会いたい。早く弟を、姉に会わせてあげたい」と涙ながらに訴えた。これに対し、福原の代人弁護士はこれまで計3度にわたって声明を発表。「子供を守る配慮に欠ける」「福原さんを社会的に葬ろうとしている」などと反論している。
なぜ、ここまで争いが泥沼化したのか。トラブルの発端は、江が面会交流のため福原に長男を引き渡した昨年7月23日にさかのぼる。