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鶴太郎 バラエティに出るのはわかりやすいじゃないですか。だから、最初はヨガを広めるためにあえてその方法を取ったんですね。私自身もただ真面目にやるのは照れもあるから、そういうのもいいかなと思ったんです。でも、一回ガーッと出てからは一切やっていません。

「離婚の原因はヨガではない」

――ヨガを続けていると悟りの境地に入ってしまって、性欲もなくなるんじゃないかというイメージがあるんですが、実際のところはいかがですか?

鶴太郎 性欲はもうあんまりないですね。でも、ヨガの呼吸法ではお尻の穴をぐっと締めていくので、括約筋が鍛えられていると思うんです。だから、もし私にパートナーがいたら、それはもう、すっごいことになるかもしれない(笑)。でも、もう離婚して6年経ちますけど、ずっとガールフレンドもいないですからね。相手がいたら文春さんに追っかけてもらいたいんだけど。

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「ヨガ離婚ではない」 ©細田忠/文藝春秋

――1年前のインタビューでもそういうお話をされていましたが、それ以降も変わっていないんですね。

鶴太郎 そうですね。付き合いたいな、一緒にいたいな、っていう人が出てきたら声をかけたいと思うんですけど、全然いないんですよ。ご縁があったら出会うだろうというふうに思っているから、自分から出歩いて探したりもしていないです。

――2017年に離婚されたときには、鶴太郎さんがヨガで注目されていたこともあって「ヨガ離婚」などと言われたりしていましたが、ヨガが離婚の原因というわけではないんですよね。

鶴太郎 「ヨガ離婚」ってね……(苦笑)。あのとき言われましたけど、全然そういうのじゃなかったですね。もともと私は絵を描いたりするための部屋を持っていて、家族とは別々に生活していたんです。

 子供たちが独立して、自分も還暦を迎えることになって、これからどうやって暮らしていくかと考えたときに、また一緒に2人で暮らすことはできないなと思ったんです。

 それなら一回、結婚を卒業して、お互い好きなことをやっていけばいいか、ということになったんですね。もちろん生活のこととかは今まで通りにするから、ということで。